黒米パンの完成品の写真

黒米パン

この小さなパンは黒米粉で作られており、黒米のほのかな香りがふわっと広がります。私は本当にこれが大好きです! 型は三能のゴールドスクエア型26×26cmを使いましたが、28×28cmでも大丈夫です。

材料

老麺(中種):適宜
食パン用強力粉(クイーントースト粉)100 g
70 g
1 g
インスタントドライイースト(ルサッフル)1 g
黒米生地:適宜
食パン用強力粉(クイーントースト粉)250 g
黒米粉70 g
インスタントドライイースト(ルサッフル)4 g
牛乳160 g(様子を見て約10 gは取り分けておく)
スキムミルク25 g
細目グラニュー糖60 g
全卵(溶き卵)40 g
3 g
やわらかくした無塩バター(プレジデント)40 g
仕上げ用:適宜
全卵(溶き卵)適量
白ごま適量

手順

1

まず老麺(中種)を作ります。 密閉容器に老麺の材料をすべて入れ、箸(またはスプーン)で粉気がなくなり、なめらかな生地になるまでよく混ぜます。

undefined 1
クリックして拡大
2

暖かい場所で2倍程度の大きさになるまで発酵させ、その後一晩冷蔵庫で休ませます。発酵の進んだ老麺の表面には気泡がびっしりと現れます。

undefined 2
クリックして拡大
3

バター以外の材料をすべてミキサーボウル(またはホームベーカリー)に入れます。順番は、まず液体類を下に入れ、その上に老麺をのせ、さらに粉類をかぶせ、最後にイーストを一番上にのせます。それからこね始めます。 生地がなめらかになったら、やわらかくしたバターを加え、グルテン膜ができて、ほぼ「薄い膜テスト」に合格するくらいまでこねます。(小型パンなので、食パンほどしっかりグルテンを出さなくても構いません。もちろんしっかりこねても問題ありません。)

undefined 3
クリックして拡大
4

こね上がった生地を暖かい場所で、元の2~2.5倍になるまで一次発酵させます。 (私はオーブンの発酵機能を使い、28℃で発酵させました。)

undefined 4
クリックして拡大
5

発酵した生地を取り出し、手で軽く押してガスを抜きます。同じくらいの重さになるよう16等分し、それぞれ丸めてから型に並べます。

undefined 5
クリックして拡大
6

35℃・湿度約85%の環境で、パン生地が約2倍になるまで二次発酵させます。

undefined 6
クリックして拡大
7

表面に薄く全卵(溶き卵)を塗り、適量の白ごまをふります。 (私はやや大きめの卵を1個用意し、生地に入れる分を量った残りを表面用の卵液として使っています。)

undefined 7
クリックして拡大
8

予熱したオーブンに入れて焼きます。私はUKOEOのコンベクションオーブンを使い、150℃で20分焼いています。 一般的なオーブンの場合は、180℃で20分ほど焼きます。表面をあまり濃く色付けたくない場合は、焼き始めて10分ほどしたらアルミホイルをかぶせてください。

undefined 8
クリックして拡大
9

UKOEOのコンベクションオーブンだと、パンの焼き色がとても均一に付きます。

undefined 9
クリックして拡大
10

焼き上がったパンはとても柔らかくふわふわで、黒米の上品な香りがして本当においしいです! 老麺を使っているので、2日たってもふんわり感がしっかり残っています。

undefined 10
クリックして拡大

料理のコツ

1. 小麦粉の種類によって吸水性が異なります。こねるときは、最初に水分を10~20 gほど控えめに入れ、生地の状態を見ながら少しずつ加えて調整してください。 2. 夏場は生地温度が上がり過ぎないように、あらかじめ液体類を冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。